マヤは日本とオランダのハーフで、アメリカのニューヨークで育ちました。文化的な探求と政治的な討論を重んじる国際的な家庭で育った彼女は、幅広い世界的な問題について学んできました。海外で育ち国連インターナショナルスクールに通ったことで、異なる背景を持つ人々と触れ合い彼らの個人的な話を聞くことができたと言います。日本に移り住んだ持つようになった人間の安全保障への関心は、人々の来歴と人格の形成に耳を傾ける過去の経験と結びつくものだったそうです。欠陥のある政治情勢を洞察する物語を伝えることに価値があると考えた彼女は、Refugee Voices Japanにすぐ参加を決めました。チュニジアからの難民のナヘドに会い、彼女の話を聞くだけでなく、それを聞き手に伝える責任を与えられたことに感謝しています。
ハヨンは日本で生まれ育った韓国人です。幼少期を日本の公立学校で過ごし、中学は韓国のインターナショナルスクール、高校はアメリカ、大学は日本の上智大学で勉強してきました。在日韓国人というアイデンティティと国際的な学歴から、国際移民・難民問題に強い関心を持ってきました。社会学的・人類学的な観点から、受け入れ国での彼らの個人的な生活や経験を調査することが特に好きだそうです。そのため、Refugee Voices Japanのプロジェクトに参加し、ナヘドをインタビューし彼女のストーリーをこのウェブサイトで表現するという体験を通して、自分の興味や知識を探求することができたのは、とても幸運なことだったと思っています。

