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守り人サナ
サナは大家族の中で家庭的で責任感の強い人間として育ち、母親を助け、病気の時には看病しました。そんなサナは若い頃、両親の面倒を見る責任を負い、兄の成功のために自分の夢を犠牲にしたのです。
2つのイデオロギー 1つの宗教
ガーナとブルキナファソという、宗教的・政治的対立の影に覆われた2つの国で育ったサナは、慈悲深い人間として社会活動に参加しました。しかし、その活動はやがて彼と彼の家族を迫害することになってしまったのです。
アフリカから日本へ
まだ20代半ばだったサナは、ガーナ国内での社会変革を提唱していた最中で、それをきっかけに標的となってしまいました。テロが悪化したため、両親は彼が日本に安全を求め行くことを決意し、サナは日本での長期滞在を目指すようになりました。
収容所での生活
サナが新型コロナが収まるまで収容されていた入管では、身体的にも精神的にも苦痛を受けました。 サナのこのストーリーから、経験したことと受けた支援が今日の彼にどのような影響を与えたかが分かります。
上辺だけの解放
サナは他の多くの庇護希望者と同様、収容を耐え忍び、現在は一時的に解放されています。まだ多くの点で自由を制限されていますが、それでも「どんな状態も永遠ではない 」と自分に言い聞かせることで、サナは希望を持ち続けているのです。