
ヤセルとは誰か?
シリアで生まれ育ったヤセルは、シリア戦争によって家族とともに日本に避難してきました。シリアで育ち、その後日本に難民として渡ってきた彼の経験を垣間見ることで、難民としてだけでなく、ヤセルという人間への理解が深まります。このページでは、ヤセルの人生の3本柱である「宗教」「家族」「サッカーへの情熱」について紹介し、ヤセルの精神的、家族的、情熱的な人柄を物語る彼の人生経験を見ていきます。
アサド政権下で育って
ヤセルにとって、シリアで育つということはアサド家による制圧の下で生きるということでした。何千人ものシリア人が共有した怒りはやがて2011年の革命へとつながり、複雑で国際的な危機へと発展し今日(2023年9月現在)まで続いています。このページでは、アサド政権下で育ったヤセルの幼少期から2013年にシリアを離れることを決意するまでのエピソードを、歴史的・政治的背景に関する補足情報を交えて紹介します。

強いられた新しい人生
馴染んだ人生から逃げるしかなかったヤセルは、21年間の人生を詰め込んで難民としての旅路に出ました。8ヶ月過ごしたエジプトでは普通の生活を続けることはできず、日本人と結婚していた叔父の支援を受けながら、家族と日本に来るためのビザを取得するためにレバノンに向かうことを余儀なくされたヤセル。来日してからは、新しい生活に適応しなければなりませんでした。 難民として生きるヤセルが、日本の難民事情についても語ります。
多くの俳優の初役:ウェイター
銀行でのインターン以外は働いたことがなかったヤセルは、母国を後にしてからはまったく新しい環境で自分自身と家族を経済的に支えるために働く他ありませんでした。日本で難民として就労許可を取得してから、2014年のレストランスタッフとしての仕事に始まり、現在の俳優としての仕事まで、多くの職種を経験してきました。このページでは、日本で難民認定を受けたヤセルが日本社会からどのように見られどのようなアイデンティティを持っているのかを考えながら、彼がキャリアの階段を上ってきた過程を振り返ります。


「ふるさと」についての本音
このページでは、母国シリアを追われてから日本で新たな生活を築くまでの、長い年月を経て変化してきたヤセルの本音に迫ります。
チーム
ヤセルとのインタビューに携わったチームメンバーを紹介します。
